・・・とは、Wikipediaによると「樹木に接し精神的な癒しを求める行為」だそうで、精神面が大きいようですが、科学的にはフィトンチッドと呼ばれる物質が関係しているらしい。
森林での滞在で、免疫系細胞の活性化が起こっていることは実証されているようで、単に精神的にリラックスするというだけの話ではないようです。
逆の言い方をすると、免疫力が増強するような状態のことをリラックスと定義することができるのかもしれません。
現代人よりも原始人の方が、日常的に森林浴をしていたのでしょうから、より生物学的には強健であったのかもしれません。もっとも、命を落とす危険は圧倒的に多かったでしょうけど。
となると、原始人は太く短い生涯、現代人は細々と長い人生を送っているということ。居住環境がよくなり、食生活を豊かにして、医学の進歩により病を克服する術を身につけた現代人は、ある意味ひ弱な生物のくせに地球を支配している・・・
まぁ、そんな難しいことを考えてもしょうがないわけで、とりあえず樹々に囲まれてのんびりするというのは、気持ちがいいことに変わりはありません。