2016年7月1日金曜日

蜻蛉


とんぼは、都会でもポピュラーな昆虫の一つ。

自分もこどもの頃には、網をふりまわして捕まえていた経験があります。ただ、種類は少なくて、たいていは胴が青いシオカラトンボか、胴が赤いアキアカネのどっちか。たまに見かけたのが胴が細いイトトンボ。

トンボ界のスーパースターと言うと、やはりオニヤンマ。さすがに、これは都会ではます゛見られない。夏休みの昆虫採集でも、これだけが足りないことが残念だった記憶があります。

つまり、この3種類くらいで知っているトンボは終わってしまうわけで、こりゃトンボさん達にはずいぶんと失礼な話です。

シオカラトンボだけでもいろいろいるし、赤いのだって山ほど種類がある。胴の色だけでなく、胴の斑点の入り方、翅の黒いすじの入り方、顔付きだっていろいろ。

松の盆栽に留まったこのトンボ、当然今までの自分の知っていたものとは明らかに違う。ネットで出てくるいろいろなトンボの写真と比較してみると・・・おそらくマユタテアカネという名前のようです。

トンボ目、不均翅亜目、トンボ科、アカネ属で、しかもこいつは未成熟の雄じゃなかろうか。どっちにしても、めったに遭遇することはないでしょうから、まぁそういうことでよしとしましょう。