もしかしたら、初めて買ったかもしれないLPレコードがこれ。
映画のサントラ盤なんですが、たぶん親に連れられて映画館に行ったのかもしれません。レックス・ハリソン主演の有名な児童文学の実写版です。手堅い映画作りをするリチャード・フライシャーが監督。
その頃は、映画館では吹き替え版の上映なんてものはありませんから、当然右端に出る日本語字幕を頼りに見るしかありません。映画を理解するのは、小学生にはかなり難しかったのではないかと想像します。
ただ、このレコードは・・・というか、出てくる音楽は気に入ったんだと思います。
というのは、小学生高学年になるとクラブ活動が始まるのですが、自分は放送部に所属しました。
放送部は何をするかと言うと、昼休みにマイクに向かって「ピン、ポン、パン、ポ~ン」と小さな専用の鉄琴を鳴らすとか、夕方になるとドヴォルザークの「新世界」から「家路」のメロディと共に下校の時間ですと案内する。
今では大きなヘッドホンを付けて歩いている人は普通にいたりするのですが、放送部では当時珍しかったヘッドホンを装着して作業をするのがかっこよかったんです。
でもって、ある時、放送部の顧問の先生に許可を取った上で、このサントラ盤を昼休みに流したら、ことのほか好評で、特に音楽の先生には随分と褒められた記憶があります。
嫌いな音楽だったらそんなことはしないと思いますが、今から考えると給食を食べながら聞く音楽としてはあまり適切ではなかったかもしれませんね。