2026年5月13日水曜日
カーペンターズ/ 動物と子供たちの詩 (1972)
これはサウンド・トラック盤で、本来は「動物と子供たちの詩 (Bless the Beasts and Children)」という映画のための音楽が入ったレコードでした。
映画は「真昼の決闘」や「ケイン号の叛乱」などで有名なスタンリー・クレイマーが監督した、こどもたちのひと夏の冒険を描いたものですが、まったく見たことは無いし、ビデオとして発売もされていないようです。
60~70年代前半というと、アメリカから大挙して入って来たポップスが、日本の音楽界を席巻していた時期で、その中でもダントツに人気と実力を誇ったのがカーペンターズでした。カレンとリチャードの兄妹によるデュオで、カレン・カーペンターの本当に美しい声、見事な歌唱力は、一度聞くと誰もが夢中になったものです。
残念ながらカレンが1983年に32歳の若さで突然亡くなったため、その後は忘れ去られたような存在になりました。ただ最も人気があった時期が自分がいろいろと音楽を聞くようになった時と一致していたので、とても音楽の嗜好に影響したと思っています。
で、買ったカーペンターズのレコードが「動物と子供たちの詩」というわけ。
映画は知らないけど、カーペンターズのアルバムだから、という理由なんですが、当然サウンドトラック盤なら普通の事ですが、カーペンターズの歌は主題歌1曲のみで、後はバリー・デ・ヴォーソンという人が作曲したBGMばかり。
主題歌「動物と子供たちの詩」自体はとても良い曲で、単独でヒットもしましたし、数あるベスト盤でも外されることは無い曲です。
定価2000円のレコードを1曲だけのために買うか? 買いません。単なる勘違いです。これというのも当時レコードを安く買うことができたからですが(理由は以前に書きました)、それでもかなりがっかりしたのは後の祭り。
そのショックのせいか、カーペンターズはとても好きだったのにもかかわらず、後にも先にも一枚もレコードを買うことなく終わってしまいました。
その後は大人になってからベスト盤のCDを買って、カーペンターズは今でも時々聞き続けているので、この一枚は自部の音楽史の中では「事件」の一つだったように思います。
