今日から8月。夏本番。
7月29日から、ついにWindows 10 の無料アップデートが開始されています。
完全に互換性があるスペックのパソコンについては、数ヶ月前からタスクバーに「予約」するためのアイコンが表示され、準備完了になりしだい通知゛表示されるということになっていました。
実際はどうでしょぅか。自分の周りには、たくさんのパソコンがあるのですが、もちろんクリニックで診療業務に直接関係するパソコンはアップグレードかるわけにはいきません。
クリニックでネットに接続するためのノートパソコンと、自宅のデスクトップが主たる対象になるのですが、その他に家族が使うためのノートや、ちょっと古めのものなど、一応全部で5台くらいがいじりたいものになります。
実際には、予約アイコンが表示されているのは2台。他では、おそらくハードウェアの一部の互換性が確保されていない・・・たぶんNvidiaのグラフィック・アダプターのドライバー、でにメーカーからWindows10対応ドライバーが出ているので、あとから入れなおしで可能だろうと思います。
またアイコンが表示されて、順調に「アップグレードできます」と表示されたのもあれば、急に一度表示されていたアイコンが消えたり、どうもいろいろな混乱が生じているようです。
そこで、メインで使うパソコンはすぐにとびついていくわけにはいかない。そもそもソフトウェアが対応できるのかも不明ですから、場合によってはネット・ブラウザーと電子メール以外は、すべて使えなくなることだって想定しないといけません。
とりあえず、実用的に使っていないパソコンでいろいろテストをしてみる必要がありますが、できることならクリーン・インストールをしたいものです。しかし、無料アップグレードというくらいですから、いきなりのクリーンインストールはできない。
一度アップグレードして、プロダクト番号とハード情報を登録すれば、そのハードでインストール用のUSBメモリを作ってからならクリーン・インストール可能というアナウンスがあります。とにかく一度は現在のWindows7 または Windows8.1をアップグレードするしかないようです。
まずは、マイクロソフトからダウンロード販売で手に入れたWindows8.1をクリーン・インストールしたノートに入れて、全体の使い勝手を見てみようと思いました。もともとは、Windows7がプリ・インストールされていたマシンです。
ところが、ちゃんと手に入れたものであるはずなのに、プロダクト番号を入力するところではじかれてしまいました。どうして? なんで? という感じなのですが、よくわからない。
しょうがないので、Windows7にまずダウングレードして・・・つまり購入した時の状態に戻す作業からやり直し。延々と続くWindows updateを経て、やっと「最新」のWindows7マシンになったところで、予約アイコンは無いものの、作っておいたWindows10インストール用のUSBメモリから作業開始。
Windows7のプロダクト番号を入れると、これはすんなり通りました。このマシンでは、すべての設定を引き継がず、極力クリーンに近い状態をめざしてみました。1時間とかからず、問題なくインストール終了。感動のWindows10のスタート。
デバイス・マネージャーを見てみると、Nvidiaのドライバーだけヒックリマークがついています。あとで、対応ドライバーに入れ替えればOKということ。
それにしても、やはり簡単にはいかない感じで、世界中でいろいろと問題を起こしているんだろうと想像します。
さて、次は普段使いのソフトウェアが入っている、去年まで使用していたマシンを使って、設定をすべて引き継いで入れたらどうなるのかを試したいと思います。