バラ科ボケ属、落葉低木
長寿梅は、初心者向け盆栽の定番の一つ。梅という名前がついていますが、梅ではありません。ボケの一種で、年に数回花をつけるところが嬉しい。
3月からせっせと水遣りをしていましたが、その年に数回はいつだろうと思っていました。
葉は小さくて、ある程度大きくなると黄色くなり、自然に落葉することを繰り返し、あまりもこもこになる感じではありません。枝もほとんど徒長することなく、ほとんど購入した時から形は変化していません。
しかし、今月なかばに蕾が見えだし、数日前から開花し始めました。確かに梅に似た可愛らしい花を咲かせてくれました。もう少し、枝数が増えてくれると全体の形のバランスが良くなる感じです。
良好な日照と風通しの良さは、この樹種でも必要。寒さには多少注意が必要のようです。乾燥に弱いため、水遣りはこまめに行い、肥料も多めがいいらしい。
葉が黄変して落ちるのは、水か肥料が少ないせいのようですが、比較的葉が落ちても芽吹きがいいので、次から次へと新しい葉が出てきます。
剪定は新芽か固まる春、花芽が確認できたあとの秋などに行いますが、パターンがいろいろいあるらしく、個々の樹勢を見ながら決めるようです。
植え替えは晩秋から春の間に樹勢を見ながら、若木なら毎年行います。バラ科は根の病気が多いので注意が必要です。