2022年5月17日火曜日

コテキーノとズッキーニのパスタ


せっかく作ったイタリア(モデナ)のソーセージ、コテキーノなので、そのまま食べてもいいんですが、何か料理に応用したい・・・と思ってレシピを探すと、ほとんど本場で定番のレンズ豆と合わせて食べるものばかり。

レンズ豆は日本のスーパーで普通に売っているものではないし、そもそも豆料理って日本人的にはやや馴染みが少ない。レシピは、香味野菜三兄弟の玉ねぎ、ニンジン、セロリのみじん切りを炒めてレンズ豆と一緒に煮こむというのが基本。

日高シェフのYouTubeチャンネルでは、パテだけ使う簡易サルシッシャがしばしば登場しています。サルシッシャはソーセージに限らず腸詰という意味ですが、生ソーセージの中身をばらして料理に使うというところから、そもそもケーシングの必要が無いということのようです。

どちらにせよ、コテキーノは登場していないのですが、テキストのほうにサルシッシャを使ったパスタが紹介されていたので、それを応用してみました。

題して、Spagetti con cotechino e zucchine。

鍋で湯を沸かし始めます。塩は1%で入れます。沸いてきたらパスタを入れますが、今回使用しているのはヴォイエロの1.9mmで指定茹で時間は10分間です。

パスタを茹で始めたら、フライパンにオリーブオイル、ニンニクみじん切りを入れ火をつけ香りが立ってきたら、コテキーノのスライスを入れて炒めます。マッシュルームも使いました。だいたい炒まったら、生クリームを50mlくらい入れて火を止めます。

茹で始めて7分たったら、スライスしたズッキーニを鍋に投入して一緒に火を通します。そして8分たったところで、指定時間より早くにパスタとズッキーニをフライパンに移し、茹で汁も少し加えて、フライパンの中で茹で上げていきます。

味を見て足りなければ塩を追加して火を止め、パルミジャーノレッジャーノ・チーズをお好みの量振りかけ、よく混ぜ合わせたら完成です。

生クリームは肉の臭みを和らげてくれるので、パッンチェッタなどを使う時も相性が良い組み合わせです。ズッキーニも軽く茹でた柔らかい食感が、コテキーノのほとほどの固さと調和しました。今回の自家製コテキーノは塩味が弱かったので、このようなレシピでは丁度良い感じです。