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2022年5月10日火曜日

魚介のペペロンチーノ


ペペロンチーノは、どうやら様々なイタリア料理の基本中の基本のようです。このレシピを身につけておけば、いろいろなバリエーションに発展できるということ。

日高シェフに教わるペペロンチーノの基本の作り方は、パスタを1%の塩を入れたお湯で茹でて、フライパンにオリーブオイル、みじん切りニンニクを入れたら火を付ける。ニンニクから泡が出なくなったら唐辛子輪切りを入れ、そこへ指定茹で時間よりも2分ほど早めのパスタを入れてしっかりかき回しながら茹で上げて、最後にイタリアンパセリを振りかけるというもの。

シェフによって、いろいろな作り方が紹介されているので、自分にあったレシピを実践すれば間違いなく美味しく頂けるわけですが、これだけだと他に何も具材が入らない「絶望のパスタ」とか「貧乏人のパスタ」と陰口をたたかれてしまいます。

そこで、いろいろな食材を合わせていくアレンジがいくらでも考えられるわけですが、特に魚介との相性が良いように思います。まずは鰯(sardina)を使ってみました。鰯はイタリアでもポピュラーな魚で、何と言っても食材としてはオイル漬けにしたオイル・サーディンとか、調味料として発酵させたアンチョビ(カタクチイワシ)などが使われています。

今回のは、生のイワシです。自信がある方は三枚におろして使えばよいわけですが、面倒だなと思うならフライ用に開いたものが便利。パスタを入れる前に鰯を入れて炒めます。パセリの代わりに、セリを使ってみました。


牡蠣もイタリア料理としては実に相性が良い食材です。牡蠣とレタスを合わせるというのも、日高シェフのレシピですが実に美味しい。牡蠣は洗って水気をしっかりとっておき、フライパンで火を通します。パスタを取り出す30秒くらい前に、茹でている鍋の中にレタスを入れてしまいます。パスタとレタスを一緒に取り出し、フライパンに投入してしっかりかき混ぜれば出来上がり。

レタスのシャキっと感が残るくらいが一番美味しく、牡蠣ともばっちりハーモニーでいくらでもいけてしまう感じ。


さらに大手コンビニのプライベートブランドで手に入るオリーブオイル漬けの鯖缶も、使い勝手の良い食材です。これも缶から取り出して、あまり崩さずにパスタと和えるとなかなかの美味。

とにかく、たいていのものと合わせて問題なく美味しく出来る感じなので、いろいろ試してみるのが楽しいですね。