スパイスといえばカレー。
昨日のスパイスを見れば、勘のいい人はすぐ「あー、カレー作るんだ」とわかったと思います。
実は、けっこう昔からカレーは割とこだわって作っていたんです。ですから、今でもスパイス類は割とそろっていて、ふだんのルゥを使って作るにしても、いろいろ追加するんです。
ニンニクとショウガは絶対に追加しますし、クミン、カルダモン、コリアンダーは必須。
いろいろ混ぜて、オリジナルのカレー粉から作ったこともあります。
ただ、何でも入れればいいじゃんという感じだったので、この際、本格的なインドのカレーを作ってみることにしました。
YouTubeなどにたくさん動画がありますが、とりあえず家に買い置きがあるスパイスはすべてパウダーだったので、やや簡略化したレシピになっていると思います。
まずは「飴色タマネギ」作り。どれを見ても、ここを手を抜いてはいけないということらしい。出来たら、ニンニクとショウガ(チューブを使用)を入れて馴染ませる。
そしてカットトマトです。しっかりと水分を蒸発させて、温度を上げることで酸味を抑えられるので、全体がペーストになるまでしっかり炒めます。ここで塩を入れて味を調えます。
用意したスパイスをすべて投入して、塩・コショウで軽く下味をつけておいた鶏モモ肉を入れてよく混ぜる。後は水を入れて10分ほど煮込めば完成です。
今回はより本格を目指して、ライスはインドの長粒米であるバスマティライスを使いました。バスマティライスは炊くというより煮る調理法です。
30分ほど水につけておいて、あとは10分ほど煮る。笊にあけたら湯を切って鍋に戻し、10分くらい蒸しておけばOKです。実に簡単。独特の匂いがありますが、カレーとの相性はさすがにバッチリです。
タマネギとトマトを多めにしたので、思ったほどサラサラではなく、大変食べやすい。今回は鷹の爪を細かくしたものを入れたんですが、辛さはちょっと物足りない感じでした。でも、思った以上にカレーでした。
「ちゃんと」作ると、お家カレーが何段階もバージョンアップした感じです。スパイスさえ揃えば、やることはそんなに難しくないので、誰でもチャレンジできると思います。