
水を入れたら、簡単にはストップできません。早くて1ヶ月、ゆっくりなら2ヶ月で水槽が安定するとして、最も温度管理がやっかいな8月をさけて、9月のはじめには魚を入れたいと思うわけです。
昨日は午後に用事がなかったので、いよいよ海水作りをしたわけです。初めてやってみて、いやぁ~難しいですね。人工海水の素を溶かせばいいだけなんですけど、なかなか思ったような比重にならない。
人工海水の比重は、比重計で計って、1.020~1.023の範囲に入るように調整しなければならないのです。決められた量を溶かしたつもりなのですが、かなり比重が高めで、たくさん捨てて淡水を入れ直して薄めました。
それと、温度もなかなか下がりませんね。夏ですからねぇ。やっぱり、置き場所を考えないと駄目かも知れません。
海水魚の飼育では、水温と比重は基本中の基本の管理項目。海というほとんど環境の変化のない世界で生きている海水魚にとっては、少しの違いが命取り。
水をいれたあとは生物濾過を進めるためのバクテリアを入れました。これから、少しずつバクテリアが定着して増えてくるのを待つわけです。そのために魚のいない水槽に毎日餌を投入することになります。
そして、水槽の中に増えてくるアンモニア、亜硝酸などの濃度をチェックしつつ、魚を入れるタイミングを探っていくことになります、ふぅ~。
しばらくは、準備中の何もいない水槽が待合室にありますが、楽しみにしていてもらいたいと思います。