さて、あすなろデザインハウス。といっても、実体は無いわけですが、今回久しぶりに仕事をしています。自分のクリニックのビルの同じ階に内科が入居することになり、駅の電飾看板を半分分けて使うことになりました。もともと、クリニックで使用するには大きすぎる看板だったので、こちらとしては願ったり叶ったりです。しかも、この内科の先生というのが同じ大学の卒業の知り合いというので、さらにびっくり。そんな縁で、デザインは自分が担当。さらに、駅のポスター、バス社内広告のデザインまで請け負うことになりました。
もともと自分の開業時のロゴ、ポスター、看板、パンフレット、その他の小物一切合財のデザインはすべて自分で作ったというのも、お金の節約のため。まぁ、自分のためだから・・・というところで、がんばったわけです。ところが、仕事となると大変です。クライアントのリクエストを取り入れ、しかし自分の主張も入れたい。
実は最初の仕事の依頼は、なんと整骨院の開業ポスター。なんで、整形外科の自分が整骨院の宣伝を・・・という心の葛藤は横に置いておいて、それなりに楽しんで作りました。ほとんど、クライアントからの資料が無く、かなり大変だったのですが、最終的にはデザインのプロのものにあっさり変えられてしまいました。ひどい話でしょう。「」×月×日開業、場所はここ、こんな道具がある」というだけでポスターを作れという。しかも道具のメーカーも写真もない。想像だけでやれって、そりゃ無理でしょう。
まあ、今回はそんなことはないでしょうから、気合が入ります。それに、いいものを作れば、間接的には自分の宣伝にも繋がるわけですから。
駅の電飾の完成予想図。