2013年6月10日月曜日

腐草為螢

暦の上では、今日から二十四節気では芒種の次候となり、七十二候だと腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)となります。

 腐草為螢というのは、いかにも梅雨時の雰囲気がでていてわからなくはないのですが、蛍が腐った草から生まれるみたいで何となく表現としてはいかがなものかと。

実は、自然の蛍は今までに見た事がない。なにしろ、この時期に1週間程度しかぴかぴか光らないということで、そもそも6月は休日が少ないですからね。

都内だと、有名なのは椿山荘とかで蛍をはなして庭園で見るなんていう優雅なイベントがあったりします。もしかしたら、こどもの頃に親に連れられて行ったかもしれませんが、記憶はありません。

ちなみに、こういう話に興味があったら、是非使いたいのが「くらしのこよみ」というアプリ。AndroidでもiPhoneユーザーでも、大丈夫。大手出版社の平凡社が作った無料アプリで、大変味のある文章とイラストで、解説してくれます。

ただ、今の七十二候の説明は見れるのですが、前や先のものを見ることかできないのがつまらない。というわけで、そういう方には、全部載っている書籍版があります、ということらしい。

ただ、ちょっと値段が高いかも。こういう話は、あわてずに今をしっかり読めばいいので、無料のアプリで少しずつという方が主旨に合っているのかもしれません。