さて、今日から二十四節気では芒種の末候。七十二候では、梅子黄になりました。
梅子黄と書いて、「うめのみきばむ」と読む。梅の実が熟して、黄色くなって木から落ちる頃という意味だそうです。なるほど、それで今頃の長雨を梅雨と呼ぶわけです。
半世紀以上生きてきて、今頃知ったのかいと言われそうですが、そういう身近なことで疑問を持つことが無かった。特に梅は、2月終わりから3月始めころに花が咲くときしか注目していませんでした。
なるほど、確かに先週から、道に一個、二個と黄色い実が落ちていたのですが、この数日でたくさん転がっているじゃありませんか。
こどもの頃なら、蹴飛ばして遊ぶところでしょうか。これを拾って自家製梅干を作ったり・・・はしませんが、時代は変わっても昔の人の考えた季節の変化というのは、意外と変わっていないものだと再認識するわけです。