2012年12月15日土曜日

最後のお願い

今日は冷たい雨で、もう少し気温が低ければ雪が降り出しそうな午後でした。明日は国政選挙ですが、街頭演説は今日が最終日。

立候補した「志」ある方々にとっては、自分をアピールするチャンスは今日まで。宣伝カーが走り回って名前を連呼し、型どおりに白い手袋をした応援スタッフが一生懸命手を振ります。

もう、うるさいと思うくらい、そこら中で賑やかに選挙活動をするのは、昔も今もそれほど変わらない風景・・・のはずですが、どうも今回は、自分は冷めている。

朝、家を出てクリニックへ向かう。途中で駅前を通りますが、朝早いので選挙活動は無し。クリニックで夜まで診療。クリニックは駅前ですが、港北ニュータウンはいろいろ環境についての条例があるせいか、ほとんど選挙関連の音は聞こえてきません。

あれっ? 選挙期間だったっけ? と思えるくらいに静か。ニュースを見ると、確かに首都圏の大きな駅では政党幹部の方々がなんかやっている。早朝は、民放でも政見放送を流していて、間違いなく選挙期間。

前回大きな期待をして政権交代に流れた日本ですが、勝手に期待をした民衆が愚かだったんでしょうか。現政権与党に投票するのはためらわれる。うまいことばかりを言っている「第三極」とかいう人たちを、にわかに信用するわけにもいかない。

 今のところ、巷では最大野党が人気を得ているようです。でも、彼らがどうしようもないから、今の日本が出来上がったんじゃないですか。すでに仕事ができそうな人材は離党して、残っているのはゾンビだけです。

 そんなことを思っているから、よけいに選挙の声が耳に届かないのかもしれませんね。