クリニックの夏季臨時休診のお知らせ
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2007年7月25日水曜日

Glenn Gould / Goldberg Variation 1981

K先生に「高尚な話題」と言わしめた以前の文章を再録します。

中学生の時に、いろいろな音楽を聴き出して、やはり友人からの影響か天地真理を聞いたすぐ後にクラシックも聴いていた。

最初からバッハは好きで、特にハープシコードの音色にはまっていた。そんなときに、レコード屋でバッハのインベンションを見つけて買って帰る。

レコードの針を降ろしてびっくり。なんとピアノの音ではないか。演奏者は・・・グレン・グールド。そんなこともわからず買うのもいけないが、とにかくつまらない。何かが違う。どうもしっくりこない。ほとんど聴かずに、棚に並ぶだけになってしまった。

最近、たまたまピアノの演奏を探していて、再びグールドにめぐり合った。30年以上たって、その間にグールドは亡くなっていた。ゴールドベルク変奏曲が有名であることは知っていたが、映画でレクター博士がじっと耳を傾けていたのがこれであったとは、やはり自分は無知であったと思い知らされる。

それにしても、これがいい。長い時間が、自分の耳と感性をここまで変えてしまうとは驚きだ。クラシックの評論家先生にはいろいろ文句を言われ、評価が低いが、一般人にはこれほど愛すことができる演奏はないのでは。

そこが、クラシック音楽がもう一つひろまらないポイントではないかと思う。この数ヶ月で、他のバッハ作品も含め聴き続けているが、飽きない。バッハは素材で、あくまでもグールトの作品になっているということか。

この年になって、あらたに聴くべき音楽にめぐりあうとは、とても幸せである。マイルスとクラプトンと、そしてグールトはずっと聴きつつけることだろう。

確かに「硬い」ですね。でも、この1年間でもっとも聞く回数が多かったのは、確かにグレン・グールドのゴールドベルグ変奏曲、それも1981年新録音版です。自分のHPにわざわざ書くくらいですから、相当まいっているわけです。皆さんも是非どうぞ。