2018年11月2日金曜日

放つ、冷やす

f/5.6  1/200sec  ISO-100  300mm

昼間に太陽の光で温まった地面が、夜間になると熱を放出して冷えていくという現象が「放射冷却 (Radiative Cooling)」なんだそうで、基本的に一年中起こっていることだし、天気に限らずいろいろなもので生じているもの。

秋が深まってくると、もともと日中に地面が温まっていないので、より冷え込みが強くなります。その影響で、地面に近い空気も冷却されるため、夜明け頃に気温が一番下がり寒さが厳しく感じられます。

特に夜間に晴れていると、放射された熱がどんどん逃げていくのでより気温が下がる。また、風が弱いほど、上空の温かい空気が降りてこないので冷え込むということらしい。

今週は、毎日毎朝、放射冷却が強めに起こりやすい天気が続いていますので、どんどん「今シーズン最大の冷え込み」が続いています。

インフルエンザ・ワクチンの予防接種も始まっています。寒暖差が強くなり、体調管理が難しくなりますので注意しましょう。