2010年3月27日土曜日

開業医の生活

今週は浮き沈みの激しい週で、連休明けで患者数を突破したかと思ったら、今日の土曜日はさっぱり。年度末で皆さん忙しいし、春休みでレジャーに向かった方も多かったのでしょうか。

皮肉なことに年度末で、野暮用は次から次へと降ってわいてきました。クリニックの昼休みには、いつもの用時意外に診療報酬改定に伴う電子カルテのメンテナンス、新規スタッフの面接、これから予定している仕事の打ち合わせ、などなど。

夜にいろいろと用があったため、木曜日以外は家でゆっくりもできませんでした。なんと、クリニックの診療時間が、一番ヒマだったかもしれません。とは言っても診療中には、なかなか雑用を片付けるというのは難しい。週があけるとレセプト(診療報酬明細書)提出の準備をしないといけません。

うちのクリニックでは6月からレセプトのオンライン提出は6月からを予定していて、これに伴う準備もいろいろあります。今日は、一応オンライン提出のサンプルを作って見ましたが、幸いエラーはほとんど無く一安心です。

また、4月からの診療報酬の改定による施設基準の届出を作らないといけないし、そのを患者さんに知らせる掲示も用意しないといけません。おっと、4月からの新しいスタッフに対する準備を忘れてはいけない。ユニフォームは大丈夫か、書いてもらう書類なども用意しておきます。大事なのは、歓迎会のセッティング。今回はどこにいこうかな・・・

4月になったら、内野クリニックは月末締めなのですぐにスタッフの勤務状況をまとめて税理事務所に報告して、給与の支払いができるようにしないといけません。銀行にも行って源泉徴収分の振り込みやらをすることになります。診療器機のメンテナンスの予定も入っているし、最近挙動が怪しい電子カルテのPCの入れ替えも考えないといけないのです。

・・・と、いうわけで、院長なんてやっていると、心休まるヒマはなかなかありませんよね。これはどこのクリニックでも同じような物で、そこんとこを文句言ってもはじまらない。つまり、勤務医と開業医の最大の違いはここんとこだということです。開業医は、医事課も総務課も人事課も・・・全部兼務しないといけないということです。

今日、ある勤務医の先生から、「そろそろ開業を考えているんだけど、どうなんですか」と尋ねられたのでその返答として開業医の生活をご紹介してみました。どうですか、やってみますか? 正直言って、仕事としては勤務医の方が絶対楽だと思いますよ。昔に比べて、経済的にも楽じゃありません。ともかく、開業して自分が何をやりたいかをはっきりとさせておくことがまず必要だと思います。

自分も少しはアドバイスできる身分になってきたと思うので、相談いただけれは可能な限り説明しますからね。最良の開業コンサルタントは先輩開業医であることをお忘れ無く。

3 comment  :

ドクターM さんのコメント...

ホントやってられませんよねえ…。私も開業医より勤務医の方が100倍楽だと思います…。私も基本的には「理事長」兼「院長」の他に「事務長」兼「雑用係」兼「掃除のおじさん」まですべて兼ねておりますから…。さらには私の場合は、これが×2でありますから、それはそれはその「仕事」量は半端なものではありません…。そのおかげでここ10年は完全なる「週休0.5日」の生活でありますが…。

ドクターフリッカー さんのコメント...

先生!その通りです。
ウチはオンライン請求を4月からにしてしまいました。
点数改定と重なり、もう、何が何だか解らない状態です。
オンラインもまんまと乗せられた感もありますが、レセプト専属の医療事務がいない、ウチのような零細診療所では、手間がはぶけると言うことが一番です。
整形外科は「労災保険」なども多く、大変ですね。

コップは、プラスチックです。 さんのコメント...

私のような一般人は、全く知らぬ世界だったのです。
先生=楽でお金持ち(失礼な言い方ですみません。)のイメージを持っておられる方がほとんどな感じだと思うのです。
しかしですね、大きな病院だと
看護婦さんや看護師さんのほうがものすごく
優しくて大変そう。
先生みたいなところ(開業医ですね。)は、
患者は、先生を見て判断するわけです。
相性みたいな感じですね。
こんな私に対して
最良な診察をしてくださるか?
それとも、やたらにレントゲンや
余計な飲み薬を出し、治療費がやたら高かったり。
先生のところは、私のなかでは、2重丸なわけです。(その診察理由は、嬉しくないものであったとしても。)
先生のところは、1人1人をちゃんと忙しくても診てくださっています。
だから、過労が心配ですね。
美味しい物食べてたくさん寝て笑ってくださいね。(私に言われたくないですね。)