恐竜が絶滅した原因論争が決着したそうです。まぁ、結果がどうであれ、とりあえず現代人の生活には何の関係もありません。でも、男子たる物、こどもの頃にこのテーマに興味を持たなかった者はいないと思います。
そもそも、自分たちはまさに円谷プロのウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンでこども時代を過ごした世代。テレビの話でしかない怪獣が、実際にいたんだという事実は魅せられないはずがありません。恐竜図鑑をなんどもなめるようにして見ていた覚えがあります。
ユカタン半島に落下した巨大隕石。べらぼうに大きな地震と津波が発生し、生き物を飲み込んだのだそうです。さらに発生した有毒ガスを含んだ空気が長期間天をおおって、気温が低下。地球上の生物の6割が死滅したということです。
いや~、昔の話すぎて、想像もできません。こんな時、ドラえもんがいれば連れて行ってもらうことができるんですけどね。どうやって、そんなことに結論が出せたのかはよくわかりませんが、ほとんど今を生きるのには役に立たないことでしょうから、究極のトリビアと言えるんじゃないでしょうか。
知の探求というのでしょうか、「知りたい」という気持ちは大事なことで、知識はいずれ何かの役に立つはず・・・なんですが、恐竜絶滅をひたすら議論し続けてついに結論を出すにいたった学者の方々には、ある種の畏敬の念を持たずにはいられません。
でも、結論がないからロマンがあったというのも正しいところです。有名なネス湖の怪獣の写真も作り物とわかって、なんでそのまま嘘をとおさなかったのかという気分。どっちかわからないままでもよかったかなと思ってしまいます。