今日は税理士さんが月に一度やってくる日でして、先月の営業成績の点検と経営上のアドバイスを受けるのです。診療所といえども、黒字でなければ消滅してしまいますから、税理士さんの言葉は無視できません。
特に最近のように、病院やクリニックの倒産が増加しているという現実を考えると、ただクリニックを開いて患者さんが来るのを待っているというだけでは不安でいっぱい。
そこで、いろいろな広告をうったり、もちろんこのブログもその一環ですし、クリニックによっては最新の器械を導入したり(例えばDr.Mのように)、最近必要度が増している在宅医療に力を入れたりとがんばるわけです。
さて、今回の税理士さんの訪問は、いつものうちのクリニックの担当の方だけでなく、税理士事務所の親分も一緒。決算期などにはいらっしゃるのですが、今回の訪問は特別です。で、何の話かというと、クリニックの法人化という悩み多き問題についての話し合い。
最初に開業するときに、この親分に「クリニックとかは、よく××会という名称がついていますよね」とか聞いたら、「今はそんなことを考えている場合じゃない。とにかく必死にやんなさい」としかられました。
さすがに、ちょっとは業績が向上したのか、節税対策として法人化することを考えなさいということのようです。個人の税率は最高50%、それに対して医療法人の税率は実質的には25%程度が最高なんだそうです。
もちろん、法人にするためにはいろいろ面倒な手続きをクリアして、さらにもろもろのことを・・・・
とは言え、そのほかの様々なメリット・デメリットを考慮しても、やっといたほうがよさそうです。
そんなわけで、これから名称を考えたいと思います。
医療法人・××会というのは推奨されているらしいのですが、必ずしもこの形にこだわらなくてもいいようなので、自分の考えがしっかりと出るような名称にしたいと思うわけです。