2025年10月29日水曜日
2試合分
昨日のMLB ワールド・シリーズ、ドジャース対ブルージェイスの第三戦は凄かった。
現地時間で試合が始まったのは午後5時好き。なんと終わったのは6時間半後ですから、ほぼ日付が変わろうかという時間。日本だったら終電を気にするところですが、車社会のアメリカはあまり関係ないのかもしれません。
何しろ、延長戦になって2試合分、18回の裏までかかって、昔の日本の高校野球の試合みたいなことになりました。1勝1敗の五分で迎えた第3戦ですので、ただでさえこの試合で勝つことは重要な意味があるというものです。
ましてや歴史に残る総力戦ですから、勝つか負けるかで精神的にもだいぶ違ってくるというものです。サヨナラ負けしたブルージェイスにとっては疲れまくった上に敗北じゃ、テンションが下がる一方・・・とは言え、そこはプロですから、気を取り直して今日の試合に臨むことでしょう。
日本シリーズだと、現行は第7戦までは12回で打ち止め。第8戦以降は無制限だそうです。MLBではレギュラーシーズンはタイブレーク制ですが、ポストシーズンは無制限だそうです。
もともと野球は勝負ですから、勝ち負けが決まるまでとことんやる・・・というのは、本来の姿かもしれませんが、実際のところ投手が変わったり、代打・代走が出たりで、使える選手が減っていきますから、無制限というのはかなりしんどいルールです。
MLBの最長試合は、1981年4月18日、ポータケット・レッドソックス(ボストン・レッドソックス傘下)対ロチェスター・レッドウイングス(ボルチモア・オリオールズ傘下)の試合で試合時間は8時間25分というのがある。
日本の場合は、1992年9月11日、阪神タイガース対ヤクルトスワローズ戦の6時間26分が最長で、延長15回引き分けとなっています。もっとも、判定でもめて37分間の中断も含まれています。長時間費やして決着がつかなかったので、両チームとも相当疲弊したことでしょう。
ところで、昨日は平日。仕事の昼休みに決着がつかなかったのには驚きましたが、それよりも大谷の結果にもっと驚いた。何しろ1日で9打席、しかも4打数4安打(2二塁打、2本塁打)・5四球(4連続申告敬遠含む)です。
敵の監督にしてみれば、そりゃもうこれ以上打たれたくないというのはもっともなことですが、もうまったくつまらない。つまらないんですけど、それほどまでに敵に恐れられる偉大なバッターだということに感心します。でも、今日は投手として先発予定となっていますが大丈夫でしょうか。まぁ、「2試合目」はほとんど休んでたみたいなものかもしれません。
