あすなろ整形外科クリニックからのお知らせ

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2012年4月25日水曜日

John Coltrane / Selflessness


昨夜は突然の雷で停電して、ちょうど夕飯を食べようとしていたところだったので、10分くらい懐中電灯で食事をしました。計画停電もなかったのに、急な停電はけっこうびっくり。そこで思い出したこと・・・

暗い部屋の中で、小さなスポットライトがサイドテーブルだけを照らし出す。オーディオ装置の小さな赤や緑の光が闇の中に浮かび上がる。ゆったりとしたソファに深く座ってくつろぎ、手には酒の入ったグラス。

耳に聞こえてくるのは心地よいエイトビート・・・なんて、感じでジャズを聴きたいと思っていたわけです、若い頃は。それが今では、パソコンのしょぼいスピーカからデジタルデータになって音を流して満足しているわけですから、どうも志とはずいぶん違ったものです。

とにかくジャズは今でも好きなんですけど、ほとんどマイルス・デイビスだけで足りているというのはすでに何度も書いたとおり。他にもJAZZ GIANTと呼ばれる人はたくさんいるわけですが、一応一通り聴いたつもりですが、マイルスほどいれこんではいない。

例えば世間的にはジョン・コルトレーンとくれば、なかぎ神格化された存在で、この人を抜きにはジャズは語れないくらいの勢いではあります。ところが、自分の場合コルトレーン無しでまったく問題ない。

もちろん、マイルスに見いだされて出てきた人ですから、必然的にレコードで10数枚分の音がマイルスのレコードで聴くことができます。でも、このころはまだまだ駆け出し。

マイルス親分のもとを 独立してから、まずはAtlanticレコードで腕試し。そしてImpulseレコードでレギュラーグループを持ってから、完全に独自の世界を確立。そしてあとは登り詰めるだけ登り詰めて、そのまま宇宙に消えていくように死んでしまいました。

最後のほうの演奏は、何がいいんだかまったくわかりません。その他の名盤も聴けばかっこいいのは間違いないのだけれど、それは幾多の他のアーティストと同じ感じなんですよね。

ただし、このSelflessnessだけは、あまり名盤扱いされていませんが、自分は大好きなんです。ニューポート・フェスティバルのライブ録音で、残されている十八番の''My Favorite Things''の演奏としては最も すさまじいと思うんです。

これより前のは、ソプラノサックスを手に入れて嬉しくてただ吹いているだけ。これより後のは、もう曲というより素材としてひたすら長くぐちゃぐちゃにやっているだけ。この演奏は完全に音楽的に消化して、なおかつ気持ちの盛り上がりがすごいのです。

そんなわけで、今日の思いつき格言。
ジャズはマイルス一人で足りる。コルトレーンは''Selflessness''一枚で足りる。

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