ベンツやBMWの例を出すまでもなく、あちらの車はぱっと見てすぐにメーカーがわかるような統一されたデザインが基調になっていることが多いですね。
昔の日本車は、名前もエクステリアもまったくばらばらでした。それはそれで面白いので悪くはないと思います。でも、少なくともトヨタに限って言うなら、20年くらい前から外国車を意識してか、デザインがかなり似通ってきて、個性が減ったように思います。
特にハイブリッド車は、燃費性能を中心にデザインが決まっていくわけですから、おのずと空気抵抗の少ない形になり、どれもが似通った顔になっていくものです。
プリウスの場合、初代と2代目、そして3代目は比較的異なった印象のフロントフェースでした。さすがに3代目で技術的には成熟したのでしょうから、そこからの派生車種であるプリウスαとアクア(プリウスC)については、かなり面構えは似ている印象をもちます。
我が家に昨日到着した赤プリα君は、こうやって正面から見ると、やはり3代目プリウスに似通っていることは間違いない。
フロントグリルがエンブレムをはさんで左右に分割されているのがプリウス、そしてガーニッシュがつながっているのがα。切れ長のヘッドランプや縦長のサイドランプなどが、かなり近似しています。
人気車種で、街中にあふれている車の場合は、すぐに自分の車を見分けるために、多少のエクステリアの変更はあってもいいかと思います。と、いうわけで・・・そ、エンブレムを変えてあります。シルバーからゴールド、そしてベースも青から赤のグラデュエーションです。
まぁ、このくらいは「遊び心」の範疇ということでお許しいただきたいところでしい、けして成金趣味と言わないで欲しいものです。