2009年9月4日金曜日

ヘアスタイル

う~ん、たぶんですけど、記憶が定かではないのですが・・・おそらく小学生の低学年までは「坊ちゃん刈り」だったと思うんですよね。つまり前髪は前に垂らして横一列に切りそろえ、横と後ろはバリカンで刈り上げる。

その頃は電動バリカンなんてほとんど無かったようで、手動のバリカンで刈り上げるんですけどね。あの手動のニュチャニュチャした感触が嫌いでしたね。

たいていの小学生の男の子は、同じヘアスタイル。みんな坊ちゃん刈り。でも、今で言うと「前髪パッツン」ですから、世が世なら時代の最先端・・・なわけないか。

高学年になってくると、多少は色気づくのか、七三くらいに分けていました。この頃までは、当然近所の床屋さんに行ってやってもらっているわけです。「今日はどうするの」なんて聞いてもらえません。順番になると、何も言わずにいつもの髪型にカットされる。

高校生くらいになって、初めてパーマなるものをかけたんですよね。コールドパーマっていうやつ。おばさま方はお釜をかぶって、あったかくするんですよね。それに対して、お釜はいらないので、コールドパーマ。

これがまた臭い。いや、ほんと。臭いんですわ。耐えること1時間。あまりのくるくる度にショックを受けて帰ってくるのです。すぐに風呂で頭を洗って、必死に伸ばそうとするんですけど、濡らすともっとくるくるになって、もうやけくそです。

そけでも、数日すると落ち着いてきて、ほどよく形が決まってくる。この頃はいっぱしにバンドをやってましたから、当然長髪です。最大で、肩よりも5cm位は下まで垂らしていたように思います。「僕の髪が、肩まで伸びて・・・」って、みんな伸びてましたから、残念~(ふるっ!!)。

でもって、長髪にしだしてから床屋さんには行かなくなりました。自分で切るわけです。長いから、どう切っても問題ない。そんな感じで大学生になり、医者になったわけですが、そうなると床屋さんに行く時間がないので、ますます自分で切るのにも磨きがかかる。

結婚して数年して、「あんたもうちょっと綺麗にしなさい」とかみさんに言われ、当時かみさんの通っていた美容院になかば強制的に行かされました。髪を洗うのに前にかがむのが当たり前と思っていたら、椅子を倒され、顔にタオルをかけられ、めっちゃ不安になりました。

こどもができてからはこどもを連れて行く関係で、またもや床屋さん通いが復活。しかし、往年の勢いはありませんから、注文もてきとー。長めに残してとか、刈り上げ一歩手前でとか、あまりとくにこだわりもないようなリクエストをしていました。

開業してからは、時間も無いけどお金も無いので、またもや自分でカットに戻ってしまいました。使うのは、ひたすらスキバサミ。自分で切ると、思い切り短くはできませんが、まぁそれなりになってます・・・よね。