2009年9月23日水曜日

ラーメン評価基準

日本人はラーメンが大好き。我が家も当然好物なわけで、醤油ならここ、味噌ならあそこという具合に定番にしている店がいくつかあるわけです。でも、時には新しい店で初めての味を探求することもあるんです。

今日は秋分の日、というわけで恒例となっています墓参りです。かみさんと長女と三人で行ってきました。植木の手入れをしていたら手に豆ができてしまいました。

そこで、昼ごはんは、家から比較的近いところで、駅からはむしろ離れる方向の店に行ってみました。へぇ~、こんなところにとんこつの店があるんだぁ、としきり感心しました。

皆さんも、それぞれ独自の味の善し悪しの基準をお持ちのことと思います。それでは、自分の基準を説明しましょう。

初めての店では、まずはメニュー一番頭に載っているものにします。やはり、最も自信があるものがトップにあるはずですから、これから味をみないといけません。

醤油スープの場合は、鶏ガラベースであること。あっさりとしたスープですから、油は少なめで麺は細めの縮れ麺。スープがしっかりと麺にからみつくことが大事。

豚骨醤油スープなら、逆に油多めで背油がのっているくらいのスープで、太めストレート麺が好き。豚骨スープは、博多長浜のような比較的すっきりしたスープより、熊本系のこってりとしたものが好きで、紅生姜とマー油は必需品。

味噌スープは赤味噌系と白味噌系がありますが、いずれも甘みが少ないのがいい。味噌の濃厚さによって麺はいろいろ。また辛味噌にしたときのポイントも重要です。

塩スープも牛ダシと鶏ダシと魚介ダシがありますが、どちらかというとくどくない魚介系の味の方が好きです。ちょっと和風の香りがするものが好み。

いずれにも言えることは、麺は固めの茹であがりでしっかりと水切りがしてあることと、スープが熱々ということ。そして、トッピングの定番のチャーシューは厚切りであること。

旨い味を見つけたときは、食べ始めてすぐに皆が口に出して「旨い、美味しい」と言う物です。

ところが、今日は、皆黙って食べ終わりました。豚骨スープで太麺なのはいいし豚骨スープのベースは悪くないのですが、この店の特徴であると思われるスープの工夫が大きくマイナス点になってしまいました。

個人的には60点くらいの点しかつけられませんので、たぶんまた行くことはないと思います。まあ、残念ですが、こういう味もあるということがわかったことは、次回の挑戦にきっと役に立つでしょう。