今夜は理事会。も~、ほんとに長いわぁ。
まぁ、でもしょうがないです。原因は新型インフルエンザ。とにかくワクチン接種をめぐって、現場は混乱してます。
この話が始まるととどまるところを知らないのですが、ちゃっと決まったことなど一つもなく、何一つ確かな情報は伝わっていないのです。
厚労省はいろいろテレビなどのメディアに発表をしてますが、実際の決定事項はあるんでしょうか。後でなんか言われないように、とにかく発表しようという姿勢は如何なものでしょうかね。
先日、新型インフルエンザの診療をするクリニックの調査がありまして、当然うちのような整形外科は手をあげません。産婦人科も妊婦さんに感染したら大事ですから、するとはいわない。
ところが、手を上げなかったクリニックには新型インフルエンザワクチンは配らないという話が出てびっくり。
なんだそりゃ。熱出している患者さんが関節が痛いからと、うちのような整形外科に来ることがあるんですよね。インフルエンザ診療をしないクリニックは、閉鎖していろっていうことですかね。
うちはリウマチの患者さんが多いわけで、当然リスクのある持病の患者さんですから、予防接種をしたい。産科だって、可能なら妊婦さんに予防接種をしたいでしょう。そういう事情はどうかんがえているんでしょうか。
とにかく、何にしても何もわからないところで喧々諤々と議論をしても時間が経つだけで、何もはっきりしないんです。
季節性インフルエンザについても、ワクチンの生産量は例年の7~8割。それがいつから手に入るのかも、よくわかっていないという現実。
かからないように気をつけるか、いっそのことさっさとかかってしまうか。悩みはどこまでも深いのでした。