2014年12月23日火曜日

2014年 総決算

2014年という年は、クリニック開院してから12月に丸9年となり、10年目に突入した年です。クリニックの運営ということでは、安定といっていいかもしれません。

安定というのは、悪くはならないけど、良くもならないという意味です。一日の患者数は多いときで100人を越えますが、平均的には80人くらいでしょうか。この数字は、この数年ほとんど変動はありません。

初診は少ないときで10人程度、多いと30人近いことがありますが、だいたい一日に20人くらいというところでしょうか。再診の患者さんよりも、倍くらい時間を使うので、初診が20人を越えるとかなり疲れることは否めません。

ただ、最初から重要だと考えているのは再初診。つまり、リピーターがいるかいないかが大事。何か困ったときは、また行こうと思ってもらえることが、口コミにもつながります。

毎日の初診の患者さんのうち、だいたい半分が再初診だと思いますが、これらの比率が多いのか少ないのかは、比較できるデータがないのでわかりません。

開業した平成17年は、横浜市都筑区の人口は17万人。現在は、おおよそ21万人です。人口密度は7500人/平方km。

単純に半径1kmを診療圏とすると、その面積は3.14平方kmですから、クリニックの診療圏には、 おおよそ2万3千人くらいの人が住んでいることになります。

ある一日に、病院を受診する患者さんの数を10万人あたりで出したものを受療率といいます。厚生労働省の統計では疾患種別になっているので、科ごとはなかなかわかりにくいのですが、整形外科の外来受療率は千人弱といわれていたと思います。

都筑区全体では、2100人/日の患者さんがいて、都筑区で整形外科を標榜するクリニックは15軒くらいあるので、一クリニック当たりの人数は140人/日。それからすると、うちの患者数はだいぶ少ない感じですね。

コンサルタント会社でないと、このあたりの詳しい解釈はよくわかりませんが、まぁあせってもしょうがないし、これまでにある程度の実績・評判というのは出来てきていると思いますので、自分の仕事のペースからしても、今くらいがちょうどいいと思っています。

クリニックの内容としては、医療法人化してからは、毎年順調に診療機器の追加・刷新を行ってきました。収益を医療に還元しないと、法人の意味がないし、そもそもどんどん遅れたクリニックになってしまいます。

これまでに超音波検査器、電気治療器の新規導入、骨密度検査器の買い替えなどを行ってきましたが、今年は腰椎牽引器の買い替えを行いました。いずれも、患者さんによりいっそう快適な医療を提供できるものです。

来年は、電子カルテやレントゲン機器の刷新を考えています。パソコンがらみのもので、さすがにWindowsXPで動いているというのは古臭い。スピードアップできれば、診療時間の無駄を少しでも省く事ができるのではないかと思います。

一番力を入れている関節リウマチ診療については、世界的なレベルで比較的おとなしい一年でした。21世紀にはいってからは、激変につぐ激変で、新しい事をどんどん吸収しなければならず、正直、勉強することが多すぎて大変でした。それらの変革を、立ち止まって検証する年だったのかもしれません。

一定の診断方法と治療方法が確立され、標準的な医療を提供する枠組みが完成したといえるのですが、これはあくまでも新たな医療、例えばiPS細胞の臨床応用とか遺伝子治療などのステップまでのつなぎだろうと思います。

 個人的には、今年はあまりいい年とはいえませんでした。家族や知人に、病気が多かった一年です。それだけ、自分も年を取ってきたということかもしれません。

当直バイトは相変わらず、続けています。でも、開業当初に比べると半分くらい。さすがに、ほとんどの日曜日や祝日を当直ですごすというのは、体力的にもしんどい。今のクリニックの状況では、そこまでしなくても困らないようになったということでしょう。

趣味的には、年初はチャップリンとヒッチコックの古い映画を再確認することに休日を使っていましたが、このブログでもわかることと思いますが、春以降はほぼ閑な時間はすべてバッハと周辺の宗教曲に費やしています。

まさか、あれほど声楽が苦手だった自分が、これほどはまってしまうとは思ってもみませんでしたが、予定していたオペラの方向へはまだまったく手が出せないでいます。やはり視覚を伴うものですから、耳で聴くだけのものと違ってなかなか難しいかもしれません。

来年は、平成27年、未年、西暦2015年。今年の延長だと思えばそれまでのことですが、より公私に充実した年になるようにしたいものだと・・・毎年、この時期になると考えてはいます。

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