2014年12月28日日曜日

降誕節後第1主日

3日間の降誕祭が一段落して、新年までの間に日曜日が入ると、降誕節後第1主日となるわけですが、必ず毎年あるわけではありません。今年はたまたま降誕祭から連続しているので、忙しい事この上ない。

今日聴くべきカンタータは、
BWV152 出で立て、信仰の道に(1714)
BWV122 新たに生まれし嬰児 (1724)
BWV28 神は頌むべきかな!いまや年は終り (1725)

そして、クリスマス・オラトリオはお休み。

ガーディナー先生のディスクでは、最初にモテットである「主に向かいて新しき歌をうたえ(BWV225)」から始まります。二重合唱によるもので、後年モーツァルトが感激した曲。クリスマス用というわけではありません。

この日は、新年に続く一連のお祝いムードの中で、将来に目を向けて居住まいを正すことを説く日だそうです。BWV152は、ヴァイオリンより大きめで弦が多いヴィオラ・ダモーレが登場する唯一の教会カンタータ。まず器楽演奏があり、そのあとはバスとソプラノがアリアを歌い、最後はデュエットで終わります。

BWV122では、コラールが半分以上に顔を出します。BWV28は、今年を感謝するソプラノのアリアからスタート。2曲目に合唱がでてくるというのは、珍しい展開。

年内のカンタータはこれで終了です。次は元旦。

12月28日というのは、いわゆる御用納め。今年は日曜日なので、明日まで仕事がある方もけっこういるようです。とはいっても、ほとんど片付け・整理などが中心で、基本的には今年の仕事は終了という感じでしょうか。

あとは、新年を迎える準備をするだけ。クリニックも、明日の月曜日は午前中の半日だけ、診療をして今年はおしまい。ほとんどの医療機関も、同じようなスケジュールです。