・・・というタイトルも、ずいぶんつベタだなぁ、と思いますが、自分が物心ついた頃から、ずっと12月24日はこう呼んでいた様に思います。
今日は音楽の話はありませんが、イエスの誕生を待ち、お祝いの準備にあてるのが4週間の待降節。12月25日は固定された「誕生日」ですから、毎年12月24日はその前夜祭になります。
それまで、静かに音楽無しで待ち続けていたのに、前の夜に騒ぎ出すのはフライングではないかと思ってしまいます。でも、キリスト教では日没が、一日の終わりとされています。従って、12月24日の日没後から、いよいよ実質的な降誕節に入る事になります。
まずは3日間、つまり12月27日の日没までが、連続した降誕祭が行われます。さすがに、元旦よりも盛大になるわけですから、キリスト教中心の国では、降誕祭が一年のはじまりなのは当たり前。
日本人は、大多数は仏教徒です。積極的に信仰を表に出していなくても、自分も含めて仏教の理念が滲透している。となると、当然異教徒のお祭りに便乗しているという情けない感じになるわけです。
ただ、日常に出てくる仏教は、個人の冠婚葬祭だけといっても過言はありません。つまり、お寺で直接仏教に携わっているお坊さんたちを除くと、一般の人々のなかでブッダの誕生や死に関係したイベントは皆無です。
キリスト教では、カトリックでも、プロテスタントでも、あるいはその他の宗派でも、キリストの誕生と受難・復活・昇天というのは、信徒全員で参加する最大のイベントであり、信仰を一枚岩にする役目があるんでしょうね。
まぁ、そんなことはいわず、上っ面だけですが、今日はローストチキンとケーキを食べて、お子さんはプレゼントを楽しみに早くに寝ましょう。仲の良い男女は、雰囲気を盛り上げて楽しい夜をお過ごしください。
今日出勤だったクリニックのスタッフには・・・クリスマスケーキを御馳走しました。センター南のスーグリーというお店のもの。
おじさんは・・・・ ・・・・ まぁ、年末の普通の一日にすぎませんけどね。