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2010年10月16日土曜日

iPadに未来はあるか?

ぶっちゃけ、負け惜しみではありません。iPadという道具、少なくとも自分には向いているとは思えない。

理由① 大きすぎる。手帳感覚で使うには中途半端にでかい。

理由② どこでも使うためには3G通信の契約をしないとだめ。

理由③ やはり文字入力はキーボードが便利。

理由④ 根本的にアップルが嫌い。

なんだか、ひがみっぽい感じがしますが、現在携帯電話をスマートフォンのXperiaを使用していると、どこでも手軽にインターネットが見れるというのは大変助かるのは事実。

閲覧するには画面はでかいにこしたことはないというのも事実。指でさーっと動かす感覚は、慣れるとものすごく便利である反面、誤動作もしやすくいらつくことがある。


iPadを完全に閲覧専用の端末と考えれば問題はないのですが、当然いじっていると文字入力をする場面が出てくる。携帯電話の指入力が得意な人には問題ないのかもしれませんが、自分の場合キーボード以外のインターフェースはからっきしだめなのです。

携帯ですでに月に8000円近く払っているのに、さらに数千円追加して契約するというのもなんだかなぁ、という感じ。携帯のSIMMカードを挿入して、使用する端末を自由に交換できるようなシステムになったらいいんですけど(なりそうな気配はありますが)。

とは言え、いろいろ考えてみると、根本的な理由としてアップル嫌いというのが、最大の理由のような気がします。

もうかれこれ20年くらい前でしたか、アップルが話題になりはじめて、日本の代理店はキャノンだったんですよね。キャノンはシェアを拡大するために、使用するソフトを違法にコピーしたのを配布するという、今から考えると過激な作戦をとりました。

これでアップルに対する根強い不信感が形成されたわけで、もうどうあがいても払拭できるものではありません。

その後の製品の数々も、アップルの秘密主義には辟易してしまいます。特にi××シリーズはいずれも、アップル伝統のブラックボックスとなっていて、ユーザーはアップル戦略の囲い(ソフトもハードも)の中から抜け出ることができないような仕組みになっている。

もっとも、ただの家電製品みたいなものだと思えば、その方が便利でしょうけどね。実際、仕様としては今時のものとしてけして高級とはいえない中身ですが、ブランドイメージというのはすごいものです。

まぁ、とにかくそんな風に思っているユーザーもいるわけです。とにかくiPadが一つの起爆剤となって、よりコンピューティングが楽しくなるならよしとしましょう。