2020年4月26日日曜日

緊急事態宣言下の診療について 5


現在、通常の診療時間で診療を行っています。

ゴールデンウィーク前後についても、カレンダー通り(日曜日・祝祭日は休診)ですので、今週は4月29日(水曜日、昭和の日)が休診となります。

ただし、スタッフの感染防止、患者数減少のため出勤するスタッフは最小限としていますので、いろいろとご迷惑をおかけする場合があるかもしれませんのでご了承下さい。

来院される方は、できるだけクリニック内で常時マスクの着用をお願いします。マスク供給が確保されていないため、クリニックからマスクをお分けすることはできません。

また、トイレ内に手指消毒用のハンドソープ、消毒用アルコールを設置していますのでご利用ください。ただし、これらも、潤沢に使えるほど確保できない状況が続いていています。

関節リウマチ、痛風などで採血検査、あるいは点滴の治療を行っている方などは、できるだけ朝早い時間帯、または夕方以降の時間帯は避けていただければ幸いです。

現在の来院患者数では、ある程度院内でのいわゆる3密状態は避けることが可能です。入口ドアは開放とし、常時窓も開けて換気に努めています。受付では飛沫予防の仕切りを設置しました。待合室は、椅子を離して並べています。

ただし、診察については接近は避けられず、直接触れる場合が多々あります。処置などをする場合を除いて、お断りした上で、診察室のドアも開けたままにしています。

また、リハビリ室ではスタッフとの接触は回避できません。できるだけ頻回に、アルコールによる手指の消毒、次亜塩素酸ナトリウム希釈液による機器の清拭を行っています。

先週までの神奈川県内の新型コロナウイルス患者発生状況を、神奈川県の白地図に色分けして表示してみました。

横浜市と川崎市以外は人口に大きな差がありますので、色を変えてあります。色が濃い所ほど人数は多くなります。

横浜市の最多は青葉区の33人、川崎市では中原区の47人です。横浜市・川崎市以外では、最も多いのは藤沢市で56人。

疑い例を含めて、積極的なPCR検査が行われていないため、数字そのものの意味は薄れますが、だいたいの傾向はつかめるかも知れません。

多摩川によって隔離されているとはいえ、東京に近い方が感染者は多く確認されています。東急田園都市線、東急東横線、小田急江ノ島線、JR横浜線、相鉄線などの通勤に関係した沿線地域は、これらの数の何倍もの感染者がいることは想定すべきでしょう。