2020年4月21日火曜日

緊急事態宣言下の診療について 4


現在のところ、クリニックの診療時間には変更はありません。

ゴールデンウィーク前後も、カレンダー通りの予定です。カレンダーの赤い日は休診です。スタッフの勤務体制は、かなり縮小していますので、何かとご迷惑をおかけするかもしれませんがご了承ください。

さて、マスク不足・・・増産していると言っても、まったく手に入らない状況に変わりはありません。今日から話題になったシャープ製も販売が始まるようですが、たぶんオリンピックのチケット並みの確率で、なおかつかなり高額です。

感染経路が不明の市中感染が増えた現在では、自分が感染していないという保証がまったく無い状況。予防効果は期待できませんが、マイクの着用は重要な意味があります。

外来に来る多くの患者さんはマスクを着用していますが、見ていると本来使い捨てのマスクでも、だいぶ毛羽立っていて、何度も洗って再使用していると思われます。

クリニックの在庫も3月初めの時点で、普通に全員が毎日使用すると、4月一杯で無くなるくらいでした。しかし、勤務するスタッフを減らし、マスクの洗濯をすることにして倹約したので5月まではなんとかなりそうという感じ。

4月はじめ、横浜市、そして医師会を通じてマスクの配給がありました。ただし、22枚という数で、これっきりだったら焼け石に水。もちろん頂けるだけでもありがたいのですが、マスク不足の不安を解消できるわけではありません。

先週、追加で今度は各クリニックに100枚の配給がありました。だいぶまとまった数で、これで1か月くらいの余裕ができました。ありがとうございます。

消毒用アルコールについては、通常時の数倍の消費量で、3月はじめに納入されてからは、まったく出回っていません。在庫は4月一杯で底をつきそうな状況ですが、昨日、医師会を通じて購入できるという案内が来ました。

価格が高いらしい、希望通りの数が買えるとは限らない、どんな品か不明など不安要素も多いのですが、そんなことは言っていられない。

さすがに、いろいろなところで現実的な対策が回り始めた感じです。