あ~、すんません。どうも、話題が広がらないところにもってして、かなり個人的な興味だけの話で恐縮です。
そうです・・・いったん、終わったように見せかけて、トヨタの話題の新車、プリウスαの話。
6月14日にトヨタが、プリウスαの受注状況を発表しました。5月13日の発売から6月12日までの1ヶ月間に、52000台の注文があったというのです。う~ん、このうちの1台はうちの分ということになります。
第3世代プリウスが、初期受注が20万台だったことからすればたいしたことはない、と言ってしまえばそれまでですけどね。
このうち38000台が2列シート車。そして14000台が3列シート車。3列シートの場合は、ハイブリットの電池がリチウムイオンになっていることが違う。通常のプリウスとαの2列車は、より大きくなるニッケル水素電池を搭載。
ところが、リチウムイオン電池の部品調達が震災が困難になっていることが、3列シート車の生産を困難にしているということは、よく言われている話。しかし、現在のところトヨタの内部では、2列でも3列でも納車時期に特に差は無いということになってきました。
これは、当初から部品調達の大変な3列車より2列車へ顧客を誘導する作戦があったんでしょうね。だって、3列車は最初から高いグレードにしか設定がないわけで、一番売れ筋になりそうな通常グレードでは2列車のみなのです。
その結果、注文状況に3倍弱の差が出来ていて、納期にも大きな差が無くなったということなのでしょう。
5月から月間3000台の生産行っているわけですが、そのままペースだと少なくとも最初の1ヶ月で注文した人が納車してもらえるのは、最大で18ヵ月後ということになってしまいます。とりあえず8月からは月間5000台へ増産することは発表されているので、これだと最大11ヵ月後になりました。
トヨタのほかの車種も、いずれも数ヶ月から半年の納期となっているわけですから、プリウスαばかりを作っているわけにはいきません。それでも、今後はもう少しは回復基調が見えてくるのでしょうから、さらに増産されてもう少しは短縮されるのでないかと期待してしまいます。
何にしても、過去に注文してから1年間も待つというような買い物はしたことがありません。それだけの長い期間をどうやって過ごすか、これは大問題。すでに納車されたという話も出ているのですが、少なくとも自分の周囲ではいまだ一度たりとも実車を目撃していません。
1年間の間には、当然より興味をそそるような車が登場する可能性があるわけです。ごく近いところでは、ホンダのハイブリッドワンボックス。マツダの新しいスカイアクティブも、期待の新技術です。トヨタ自身も年末に向けて、ミニ・プリウスの計画も出ています。
震災によって、よりエコロジーな車が注目されるようになってきています。燃費ばかりに興味がいきやすいのですが、ガソリン代を浮かせるには相当乗り込まないといけないので、エコノミーとはなかなかいきません。
とにかく1年間エコロジーということに注目して、いざ車が手に入ったときにすぐに実践できるような知識をいろいろ仕込んでおくのがいいのかも。楽しみがあるということは、悪いことではありません。