2011年6月9日木曜日

プリウスαへの道 Part1

先日、唐突に車の話を書いたりしましたが、そこでも触れたように、今乗っている車は来年9年目で9万キロを越えようとしています。そろそろ買い替えを考えたい時期になってきているわけで、さてさてどうしようかと・・・

今のご時勢ですからECOというのは、大きなキーワード。こういう観点からは、電気自動車ーというと三菱しかありませんが、現実的な選択肢としてはまだまだ厳しいものがあります。となると、電気とガソリンのハイブリッドというのが、この先10年ではベストと考えるのが妥当でしょう。

となると残念ながら日産はこけて、トヨタとホンダ。トヨタは激売れした3代目プリウスを筆頭に、だいぶハイブリッド車の種類も増えてきました。一方、ホンダは一押しはインサイト。あと少し車種はあるものの、現実的にはこれ一つという感じ。

しかし、来週(6/16)ホンダは売れ筋のフィットのワゴン型ハイブリッド、フィットシャトルを市場に投入することになっています。これは、なかなかの注目ではあるのですが、インサイトにしてもホンダのハイブリッド技術はトヨタよりもだいぶ落ちることは間違いない。

自分の場合は、車選びでは家族4~5人が余裕で乗れるということが、ひとつの条件にあります。カーマニアではないので、ちゃんと走ってくれればいいわけですが、少なくともアクセルに反応してスピードが素早く出る車には乗りたい。

プリウスは初代が出たのは12年くらい前。これはあまり知られていませんよね。2代目から売れ始め、ガソリン高騰で一気に台数を増やしました。そして、昨年の3代目の登場で人気を不動のものにしたわけです。

ただ、自分としては2代目は前の顔がのっぺりしていて好きじゃない。3代目は後ろが妙に細いような印象で、やはりいまいちと思っていました。ですから、トヨタのプリウスがワゴンを出すという話を春先に聞いたときは、ちょっと気になっていたんです。

それが3月の発売予定が地震の影響で延びて、いよいよ5月末に発売ということになりました。名前は「プリウスα」で、正面の顔は現行プリウスをほぼ踏襲していますが、全長・全幅・全高いずれも、すこしずつ大きくなっています。その分室内の居住性は、プリウスに比べてかなり改善されているだろうと用意に想像できるわけです。

ステーションワゴンという形態ではありますが、大きさ的にはワンボックスにもせまるものがあり、自分にとっては大変魅力的。エンジンはプリウスと同じで1800ccの排気量ですが、比較的重量の増大は抑えられていています。燃費はプリウスが市街地で20~25km/lと言われていますが、αの場合は18~20km/lくらいと予想されています。

10年来お世話になっている神奈川トヨタの営業マンの方が、特に請求したわけでもないのにすぐにカタログをもってきてくれました。さすがに、長年の付き合いなので、うちの事情とか好みとかよく理解していて、「酸いも甘いもかみ分けた」振る舞いというところでしょうか。

実際の車はというと・・・たぶん、一般人で本物を見たことはまだいないのではないかと。ディーラーにも展示されていませんし、横浜では2台だけ限られたごく一部(トレッサ横浜)にあるそうです。ところが、すでに予約などを含めてすでに注文は4万台を超えているらしい。

人気に輪をかけて問題なのが、震災の影響。部品などの調達が支障をきたしており、ほとんどすべての車種で注文をてきぱきさぱくことができない状態になっています。トヨタの場合、早いもので納車まで3ヶ月待ち。半年待ちくらいは当たり前。なんとプリウスαに至っては、もうすでに今注文して早くて来年の5月、およそ1年待ちという状況になっているのです(トヨタに確認しましたので間違いない)。

さあさあ、どうしたものでしょうか。続きはまた明日ということで・・・