さすがにプリウスαのことばかりを考えていると、この先1年間も身がもたないので、今後は少し忘れるようにする努力もしたいと思いますが・・・
それにしても、梅雨全開で、じめじめ蒸し蒸しした夜で、今年の夏が思いやられます。巷では、夏場の節電ムードがいっそう高まっていて、照明・エアコンをだいぶ制限しているところが多く見られます。
東京電力の電力使用状況のグラフを見ると、震災直後の頃に比べあきらかに使用量が増えてきています。直後の上限の3700万kwを下回っていた使用量が、最近は最大で越えているようになりました。また朝と夕に集中していた電力使用が、深夜を除いてほぼ1日中同じ程度になっています。
現在は4740万kwまで供給が回復しているというものの、使用の制限をいろいろ工夫していてもこの状況ですから、本格的な夏を迎えたときはかなり厳しいことは容易に想像できるというものです。
アメリカの偵察技術による日本の宇宙からの写真が公開されたのですが、震災前と震災後(3/12)の日本の夜の状態が比較されています。東北地方太平洋側の被災地を中心に、光が圧倒的に減少しているのがよくわかります。
太古の昔から、人は光に希望を、そして闇に恐怖を見出してきたわけで、明るさというのは本能的に安心を与えてくれるものです。電気による恩恵というのは、はかりしれないものがあるわけですが、あらためて効果的な節電を考えないといけないですね。