2011年6月18日土曜日

プリウスαへの道 Part8

どうも最近アクセス数が増えていると思ったら、今注目の「プリウスα」の記事をしつこく書いているからのようです。検索キーワードは、やはり「納期」「納車日」がらみが多いようで、一番きになるところ。そこで、最新の話を少し。

トヨタ自動車株式会社は、昨日6月17日に株主総会を開催しています。この中で、プリウスαの購入契約した者としては納期に関する注目の発言もありました。

部品について、調達のメドがほぼたってきたという状況で、一部は7月から増産体制が敷けると予定。プリウスαなど、受注好調な車については、増産に向けた準備を進めていて、現在のところの納車は10カ月後となっているということです。

実質的にはすでに報道されていることなので、新しい話ではありませんが、一番心配されていた震災による部品不足については解消されるめどが立ってきたということは朗報です。また北米での生産は7月以降、ほぼ前年並みに戻せるということも発言されているのです。

まぁ、要するに今後生産力は確実に増大するということで、場合によってはよりいっそうの増産体制というのも期待できるわけで、少なくともこれまでに成約した分くらいはエコカー減税に間に合わせるくらいの努力を是非してもらいたいものです。

さて、トヨタにとってプリウスというブランドは、Ecology & Economyの象徴であるハイブリッドシステムの根幹をなすものです。ガソリンと電気をバランスよくミックスして使用することで、低燃費・低排出ガス・低騒音を実現しようというもの。

停車中はエンジンはストップ、アイドリングはなし。スタートすると電気モーターで走行し、通常走行ではガソリンエンジンを使用すると同時に電池の充電、加速時には電気モーターを併用するというもの。

日産の場合には、アイドリングストップ、クリーンディーゼル、ハイブリッドなどの次世代環境技術をもち、それぞれのクラスでトップレベルの低燃費を実現したエコカーを、「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」と呼んでいます。

ホンダのハイブリッドは、インサイトや最新のフィットシャトルで早くからトヨタに次ぐものとして注目されていますが、エンジンを小さくして燃費を稼ぎ出しているわけで、やや不満を感じるところです。

マツダはSkyActiveと称する技術を展開中。現段階では、エンジン性能の効率化が中心でしょうか。逆に、三菱は電気モーターへの取り組みが目立っています。

各社のさまざまな取り組みは、もちろん地球環境への配慮からきているわけです。地球温暖化対策としてのCO2排出減量と有限な化石燃料からの脱却が重要な課題と言われています。

そうい意味では、ハイブリッド技術は、まだまだあくまでも途中経過の技術と言えます。今後。10年から20年で、現在考えられるものとしては100%電気自動車に移行することが期待されているわけです。

ですから、ECOを視野に入れた車の選択をするならば、ハイブリッドはこのタイミングではベストでしょう。次の車の選択はハイブリッドですが、さらにその次というときには新しい技術が導入されているかもしれません。