ぶっちゃけ、パンダには興味がないもんで、上野でパンダの赤ちゃんが生まれようどうでもいいわけです。まして、パンダが育児放棄したとかとないとか、まぁ関心はありません。
それより、パンダが生まれてニュース速報という事態が心配。悪いニュースではないので、あまり文句を言っても・・・というところではありますが、このあたりに意識してかしていないのかわかりませんが、メディアの大衆操作的な部分を感じたりします。
パンダを通じて中国と仲良くという反面、尖閣諸島を巡っての問題はなかなかおさまりそうもありません。過激な某知事さんは、パンダの名前を「センセン、カクカク」にすればいいとか発言。
そもそも東京都が何十億も出して尖閣諸島を買い取るというのは、都民の意思を反映しているんでしょうか。自分は都民ではないので口出せませんが、尖閣問題は国レベルの話であって、一地方自治体が出しゃばることには疑問を感じます。
とはいえ、今の政府は・・・まぁ、新しい政党も登場するようですが、とにかく政治家のみなさんには何を期待していいのかわからないというのが、今の日本の国民の気持ちですよね。
日本政府は中国との間には領土問題は無いという姿勢を貫いていますが、その一方で北方領土については領土問題としてロシアに再三の申し入れをしている。
ロシアの大統領は北方領土を訪問して、日本を牽制。さらに、「日本がどう思っても関係ない」とうそぶいている始末です。ここでも、国と国の関係は仲良くしたい部分と仲良くしたくない部分がモザイク状に交錯しています。
ロシアにはチェルノブイリという、人類史上最悪の原子力発電所事故の経験がありますが、日本の福島の事故については1年3ヶ月かかって、ついに公式の事故調査報告書が出されました。
国会の中に作った調査委員会が作成したもので、公的な報告書ということでその意味は大きい。結論として「福島の事故は限りなく人災」としているそうで、電気を作ることを優先して、企業と国が安全対策を置き去りにしていたと結論づけています。
国民はそういう状態を放置して、電気を使いたいだけ使っていた状況があることを認識しなければいけない。自分たちはどれだけの電気が必要なのか、あらためて考えなければいけません。
ちなみに、この調査委員会の委員長の黒川さんは東大出身の内科医で、一時自分の母校である東海大学病院で病院長をやっていました。何度もお話をうかがったことがありますが、ものすごく頭のいい方で、自分に対して強い自信をを持っている方という印象を持っています。
自分に対する自信というものが、悪い方に突出すると「いじめ」という問題にもつながっていくように思います。大津市のいじめられていた生徒の自殺問題が、大きく取り上げられています。いじめ問題は、今に始まったことではないのですが、なかなか学校・家庭内での教育の現場から解決できていません。
最近のニュースの中で、気になるところを考えていたら、こんな具合に巡り巡ってしまいました。