2012年7月25日水曜日

誰もが目の覚める一撃


驚いた? 驚いたでしょう? 驚かないわけがない、イチローの電撃移籍。昨日の朝、まさに眠気が一気に吹っ飛ぶニュースでした。

イチローは、日本人として世界で活躍できる数少ない尊敬に値する人物です。伝えられる、その行動や言動は、 早くも歴史上の偉人として長く人々の記憶に残るに値すると言っても過言ではありません。

会見では後進に道を譲るというような発言もありましたが、イチローの本音はどこにあるかは、本当のところはわかりません。

自分を大リーグに導いてくれたマリナーズというチームに対する「仁義」のようなところがあることは間違いないのでしょうが、その一方でどれだけ活躍しても優勝できないことへの不満もなかったはずはありません。

イチローほどの選手が優勝経験がないというのは、ある意味問題。イチローとしても、フル出場で現役を続けることのできるシーズンは確実にあと数年、そのなかで優勝を味わいたいという気持ちがあったとしても、誰にも非難はできないでしょう。

むしろ、一度はワールドシリーズでの優勝の輪の中にいるイチローを見てみたいというというのは、日本人の誰しもが思うところ。 そういう意味では、マリナーズに長く居すぎたかという感も否めません。

とにかく、背番号が変わってもイチローの存在感はヤンキース初打席での初安打・初盗塁でも証明され、イチロー伝説の最終章(?)の幕が切って落とされました。これからも注目です。

それにしても、川崎はどーすんのかなぁ。まぁ、がんばってね。