昨日、気象庁は「関東地方の梅雨が明けたものと思われる」と発表しました。
梅雨が明ければ、いよいよ夏本番!! というわけで、こどもは嬉しい、大人はげんなり。まぁ、梅雨の期間としては、平年並みというところでしょぅか。
それにしても、「・・・と思われる」というのも、ずいぶんと低姿勢な表現で、なんともきりっとしない言葉遣いではありませんか。どうとも取れるような曖昧な言い方で、はずれても言い訳できるようなところがあからさまです。
もともと気象庁は、梅雨明け宣言という言い方で「梅雨明け」を確定していましたよね。ところが、数年前でしたか、梅雨明け宣言の後に、戻り梅雨で天気が長くすぐれなかった時に、ずいぶんと批判されました。
その結果、大変曖昧な表現が採用されたものと思われます。それはそれで、ごもっとも。気象庁としても、サービスとして梅雨明けを発表してきたのが、批判されるのではたまりません。
こういうところに、社会の萎縮という問題が垣間見えると言うと大袈裟でしょうか。自分の責任はほったらかしで、他人の責任ばかりを追及するような風潮がないでしょぅか。
人を批判するのなら、批判できるだけのことをやっていることが本来大切です。もちろん、なんでも出来る人なんていませんけど、できるだけ努力はしたいものだとは思ったりします。
もちろん、そんなに簡単にはいかないけれどね・・・