今夜は新横浜の基幹病院主催の関節リウマチ勉強会。とにかく、この手の会が多いことには正直疲れます。勉強そのものは大事ですし、いくと役に立つ話がたいてい聴けるのですが、なにしろ多くの製薬会社がせっせと企画してくるのでその数たるやバカに出来ません。
今夜は新横浜の基幹病院が病診連携のためにと開いていただいた会ですから、顔をつなぐという意味でも出席させていただくことは無駄ではありません。
うちのクリニックのある都筑区は川崎に近く、港ヨコハマには遠いので、今まで川崎の大学との関係強化を重点的に考えていました。そのせいか港のある東側への関係が十分とはいえませんでした。
さて今夜の講演会は富山大学の准教授の先生の話。実は、演者紹介でこの先生が自分より後の卒業であることに、少なからずショックをうけたのでした。今までたいてい自分より先輩の医師の講演ばかりだったように思いますので、いよいよ後進に教えを請うようになったという感じでしょぅか。
内容は、特に目新しいものではなかったのですが、各種生物学的製剤の特徴などを簡潔に解説していただき、知識の生理と復習にはもってこいの内容でした。時々、原点に立ち返ってよく見渡すことは重要です。意外と見過ごしていたポイントなどにも気がつかされたりして、なるほどと思う点が少なからずあるものです。
明日からの診療で、そういうポイントを生かせるように、さらに努力したいと思うわけでした。