完璧な満月というのは、なかなか巡り合えるものじゃない。
天体は絶えず動いているわけで、月の満ち欠けも刻一刻と変化しています。それぞれの様相は一瞬の物ですから、どんなに満月ぽく見えても、写真で見ればどこかが欠けている。
ところが、この月は・・・たぶんパーフェクトなフルムーン。全周のどこも欠けているところはないはずです。
何でかというと、人工の月だから。NASA等が発表している月のデータを基に、忠実に作られた3Dモデルです。
この数年、話題になることが増えてきた3Dプリンターによって作られたもので、中にLED照明が組み込まれています。3Dプリンターの力はなかなかあなどれない。
わざと背景を入れましたけど、背景を真っ黒にしてしまえば、誰もが本物の月の写真だと思うんじゃないでしょうか。
amazonで探すと、こんなのがゴロゴロ出てきます。だいたい中国製のようですが、それほど高額ではありません。
実用的な明るさはありませんが、インテリア照明としてはちょっとオシャレな感じでいいんじゃないかと思います。