10月から、現行8%の消費税率が10%に上がります。だいぶ先の事のように思っていたら、もう数日後の話になってしまいました。
日本では平成元年に3%で始まり、平成9年に5%、平成26年に8%に引き上げられました。
基本的には直接税として、使ったら使った分だけ消費者が払うというのが基本だと思うのですが、保険医療については最終的に消費者 - つまり患者さんに消費税分を転嫁できない仕組みになっていて、医療を行うために仕入れた物についてかかっていた消費税は、医療機関が支払うという仕組みになっています。
そういう意味では、クリニックの経営のいう視点では、増税は直接的な支出が増えるだけて歓迎できるものではありません。まぁ、いまさら文句を言ってもしょうがないですけど。
それはさておき、テレビのワイドショーでは連日、「ここが変わる」みたいなテーマの特集をやっていますが、今回の増税では軽減税率とポイント還元という二つの仕組みが付帯していることが、話をやたらとややこしくしています。
食品などの生活に必要なものを購入する場合は、当面消費税率は8%が適用されるというのが軽減税率。一番問題なのは、持って帰るのか(テイクアウト)、店内で消費するのか(イートイン)の違い。
お店もどうするのか、いまだに決まっていないところもあるようで、対応もさまざま。最も影響がありそうなのが、両方を提供しているコンビニエンスストアのようです。自分は、コンビニの店内でコーヒーを飲もうとは思いませんけど、イートインスペースは利用している人がけっこういますね。
ポイント還元はキャッシュレス決済促進の目的だそうですが、自分の場合はクレジット主体ですから、これは関係ありそうです。
今年になって何とかペイがやたらと増えましたが、セブンのように失敗例もあって、イマイチ信用しきれない。スマホ決済もデジタルデータの安全性については、本当に大丈夫だと信じる根拠が脆弱のような気がしてあまり使う気になれません。
アマゾンは、基本的にクレジットカード払いなので、ポイント還元が適用されるので安心。何にしても、高額商品を買う予定はないので、駆け込む必要はなく、粛々と増加分も含めて払うだけですね。