クリニックの夏季臨時休診のお知らせ
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2020年3月24日火曜日

JAZZ & JAZZ 5000 (1977)

今更こんな古い本、しかもMOOK形式の一度切りの刊行物を紹介しても、内容は古すぎるし、そもそも手に入るはずもなく・・・と思っていたら、さすがにAmazonでは見つかるもんです。

何でこれかと言うと、実は自分にとってのジャズの渉猟の原点、つまりこれを大いに参考にしてジャズの名盤を聴きまくったという思い出深い物なんです。

発行された1977年というと、昭和52年、43年前。う~ん、大学浪人していた時で、午前中は代々木ゼミナール、そして午後は渋谷のジャズ喫茶に籠っていました。この本で仕込んだ知識で、聴きたいレコードをリクエストしていました。

今は、そんなほとんどのことがネットでできてしまうので、そんなアナログな手法でコレクターになることはありませんが、当時としてはしごくまっとうな情報収集の仕方です。

そもそも、なんでジャズに手を出したかというと、高校1年のときにやっていたバンドで、普通にハードロックをやっても、もっとうまいバンドがたくさんあったので目立たないからというような理由でジャズになった。当時フリーの急先鋒だった山下洋輔トリオを生で聴いたというのもあって、けっこうそのパワーにやられたというのもあります。

渋谷のディスクユニオン(当時、今の〇|〇|あたりにあったと思います)で、Miles Davisと運命の出会いがあったりして、しだいにジャズに馴染んでいました。

そのマイルスは1975年に来日しコンサートを行いましたが、そのライブはFM東京で丸ごと放送されて、当時の電化マイルスはロックを聴きなれた耳にも異様なパワーが伝わって熱狂して聴いたものです。

その後、マイルスは隠遁生活に入ってしまうので、結局他のジャズメンに興味が移っていった、ちょうどそういう時期に登場したのがこの本だったかなと思います。

5000というのは大袈裟ですが、この本には3000枚くらいのレコードが簡単な評価と共に紹介されています。それでもすごい情報量ですが、特に重要なアーティスト21人は詳しく紹介されていて、まずはここからという最適な本だったと思います。

クロスオーバー(あるいはフュージョン)が広がる直前の、ジャズがまだ「死んでいない」ところまでの名盤を一気に把握することができる大変便利な物でした。