缶詰と言われて思い出す代表的な物の一つが、ノザキのコンビーフ。
何しろも缶切りで開けるのではなく、全周に入っている切り込みに沿って、くるくるとテープ状に巻き取っていくというのが特徴的。
文章で説明しようとしても、なかなか伝わりにくいのですが、一度経験した方はピンっと来るはず。こういう開け方をするものを「枕缶」というらしい。
たぶん物心ついた時からこのデザイン。細かい変更はあるかもしれませんが、ほぼ変わっていないんじゃないかと思います。
ところが、今年になってこの缶が変わるというニュースがありました。缶を作る機械が老朽化したため、それに伴いアルミ缶で開け方は簡単になるらしい。
ニューデザインは3月16日発売予定のようですから、この旧式を見かけるのはこれが最後かもしれません。