2012年4月12日木曜日

病院の廊下

だいたい病院の廊下というものは、まっすぐで長いことが多い。

しかも、あまり飾り立てたりしない白っぽいべたーっとした壁に囲まれていたりする物ですから、昼間は味気なく夜になるとけっこう不気味だったりするわけです。

この廊下を、元気な人、病気で調子が悪い人、中には自分では歩けずストレッチャーに乗せられて移動する人などが通っていきます。

特に夜間になると、照明が少なくいかにも非科学的な存在と妙にマッチしてしまう感じがするのは、医者である自分ですら思うところ。もっとも、実際に何かを見たり感じたりしたことはいまだかつてありませんけれど。

病院で働く方でなければ、もっと嫌~ぁな感覚になることはしょうがありません。できればもっと機能性を保ちながら開放感のある、明るい廊下というのは出来ないものでしょうかね。