Nikon D750 1/60 F4 24mm ISO200
センターは表通りに面していますが、その裏手、細い路地を入っていくと、なんかとても雰囲気のある洋館がある。それが旧小倉藩藩主、小笠原長幹の邸宅です。
小笠原伯爵というと、何だか偉そうですし、誰それ? という感じなんですが、実はけっこう身近に聞いたことがある。
礼儀作法の所作で小笠原流というのがありますが、実は小笠原流礼法を始めた宗家が小笠原家です。
この邸宅は1927年に建てられたそうですが、当時としてはスペイン風のかなりモダンな造りで、中もいろいろと手の込んだ造りになっているようです。
戦前にはおそらくきらびやかなドレスで着飾った麗人が多数出入りしていたのだろうと想像すると楽しくなってきます。
戦後は東京都の管理に入っていましたが、2000年に民間への貸し出しという形で、レストランとして使用されています。
予約制のディナーが10000~15000円だそうで、安くはありませんが、この手の高級レストランとしてはリーズナブルではないかと思います。
一度は、ちゃんとした格好で・・・というか、まずは服から揃えないとまずいかもしれませんが、送り迎えの車で乗り付けて、美食を楽しんでみたいとは思いますが・・・今のところ、なかなか、チャンスがありません。