日本蕎麦大好きですから、いろいろな蕎麦屋に出かけてみます。
特に、手打ちで店主のこだわりのある店ならなおさら、一度は味を知りたいと常日頃チェックを入れているんですが、中にははずれのというのもあるもんです。
蕎麦50点、つゆ20点、その他30点の100点満点で採点してみます。
まずはあざみ野。
それなりの値段の天せいろ。運ばれてきて、まず愕然とするのは天ぷらが3つだけ。しかも、どれも小さくて小皿で十分。これはせいろに付いてくるおまけとしか言いようがない。
それでも、主役は蕎麦ですから、蕎麦さえ美味しければ・・・
う~ん、確かに手打ちなんでしょうけど、どうも蕎麦が水っぽい。蕎麦粉を打つときの水が多いのか、あるいは茹で過ぎなのか、自分で蕎麦粉を打ったことが無いのでわかりませんが、肝心の蕎麦がこれでは・・・つゆだけは普通。
ということで、15点+15点+5点で35点。これじゃ駅近で昼時なのに、客が少ないわけだ。まぁ、普通は二度と行かないリスト入りです。
次はたまプラーザ。
ここは、店の構えからしてこだわりが強そうな感じで期待できます。 11時半の開店前に並んで、注文したのは鴨せいろです。これも、けっこういい値段をつけています。
注文から5分と経たないうちに運ばれてきました。すでに定番の注文を見越して、開店前にある程度作り始めているとしか思えない。そこが問題。
温かいつゆの中に鴨は3切れ。これ、少なくないですか。まずは、ここで軽くショックを受けます。
蕎麦は美味しい。手打ちらしい粘りの少ないほどよい腰があります。ところが、これをつゆにくぐらすと・・・最初からぬるい。
つゆがぬるいんですよ。当然、蕎麦をつけるたびに、どんどん冷たくなります。温かいつゆにつけろというなら、もっと入れ物を大きくして、簡単にはつゆが冷めないようにしないと。
つまり、鴨の量に見合った器を使っているということで、熱々でもなく、中途半端なつゆの温度のせいか、ただでさえ少ない鴨の香りをより一層消してしまっています。まぁ、普通のざるそばに鶏肉がちよっと入っているような感じ。
40点+5点+10点で55点。ただし、値段を考えるとコストパフォーマンスが悪すぎで−5点で、ぎりぎり50点。
わざわざ並んでまでして、けっこうな値段で食べるほどのものではないなと思いました。というわけで、ここも二度と行かないリスト入りです。
まぁ、自分的には失敗ですけど、こういうチャレンジは楽しいので、またお店をいろいろ探してみたいと思います。