Nikon D750 1/3200 f6.3 500mm ISO2000 / SIGMA 50-500mm DG APO
ショーウィンドウというと、いろいろなお店の壁面を利用したもので、通りすがりの行き交う人々にインパクトを与えて興味を持たせるもの。
映画で最も印象的な使われ方をしたのは、オードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」でしょうか。
主人公の今の状況を、台詞やナレーションなどの言葉で説明せず、映像だけで表現した見本ともいえるシーンで、ショーウィンドウは大変効果的に使用されていました。
この写真のディスプレイは、クリニックから見える建物の3階部分の壁面。ですから、高さは10数メートルくらいのところにある。
下の道を歩く人からは、完全に見上げる位置にあって、普通はほとんど目にすることはないような場所です。
上から見ているので、床部分や奥の壁にもある程度の作り込みがあるのがわかりますが、下から見ると間違いなく見えるはずがない。
そういう意味で、何となく雰囲気だけのものではありますが、きっとディスプレイを考えた人は何かの意図を伝えたいのでしょう。
もしかしたら、こういう写真で、誰かに伝わるものがあればいいんですけど・・・