茨に取り囲まれた城・・・って、「眠れる森の美女」の話。
ヨーロッパの古い民話なのでいろいろな伝わり方をして、様々なバージョン違いがあるようですけど、あえて基本となる「原作」と言えるのはグリム童話なんでしょうか。
ただ、日本で知られるようになったのは、圧倒的にディズニーのアニメ映画(1959年)の力が大きい。自分の場合も同様で、映画館で見たかどうかは記憶にありませんが、少なくとも家にはソノシートがありました。
ソノシート・・・まぁ、何て昭和なレトロなメディアなんでしょう。レコードの一種なんですが、薄くてぺらぺらなビニール素材にすることで低価格にしたもの。
絵本みたいな冊子を見ながら、ソノシートに収録された音声を聞くというわけ。
王子が眠れるオーロラ姫を救うために城に入ろうとすると、悪い魔女マレフィセントは城に通じる道を茨で覆いつくして妨害するわけなんですが、ちょうどこんな写真の感じが360゚に広がる感じ。
近くの家の格子なんですけど、前を通るたびにそこだけ見て茨城みたいだなぁと思ってしまうわけです。