パキスタンは、インドの西隣の国で、しばしばインドとの争いがニュースになります。この国のカレーは一般に水気が少ないものが多いらしい。札幌にカラバトカリーというパキスタンカレーの有名な店があって、それを真似たレシピをネットで公開している人がいたりします。
それを参考にして作ってみました。
基本的なパターンは一緒なんですが、一番の特徴は水を加えないので、トマト缶は通常の2倍量を使います。また、パキスタンはスパイスが多めらしいので、スパイスの量は多めで種類も増えています。
飴色タマネギ作りは同じ。ニンニク、ショウガはやや多め。トマト缶はいつもは2~3人前で1/2缶(200g)を使いますが、今回は1缶全部利用します。炒め煮はしないで、スパイスを投入します。
ターメリック 大さじ1、クミン 大さじ1、コリアンダー 大さじ1.5、カイエンペッパー 大さじ1/2。さらに今回はクローブ 小さじ1、ナツメグ 少々を追加しています。
ここで鶏むね肉を入れますが、ポイントはこれを全部煮崩してホロホロにしていくこと。最初に5cm角くらいに切っておいて投入します。ここからは、水を追加せずに蓋をして弱火で煮込んでいきます。ここで塩を加えますが、味は薄めにしておく。
20~30分もすると、肉の線維がほぐれてくるのでヘラで軽く潰すようにしてバラバラにします。蓋は外してさらに10分ほど煮込むと、だいたい出来上がり。
御飯にのせて旨みの凝縮したカレーを美味しく食べましょう。