2009年11月28日土曜日

講演会いろいろ

ちょっと、遅れた話ですが、先週の木曜日はヘルパー2級講習会の講師として3時間の独演会をやってきました。これは、今回で4回目でしたか、まぁ、自分で言うのも何ですが、よくやっていると思います。

直接整形外科の話題が中心ではないのですが、将来介護の仕事を目指している方々に、何とか少しでも興味を持ってもらうためにしゃべりまくるわけです。途中で、少し休憩を入れますが、それにしても3時間は長い。

そして、今週の木曜日は医師会が協力しているケアネットつづきの勉強会で、90分の講演会でした。こちらは、すでに介護の仕事をしている方々に対しての講演で、すでに現実的な問題に直面している方々が対象です。

まだ、「業界事情」をしらない方々とちがって、より具体的な話をしなければならないので、ある意味難しいものです。別にヘルパー勉強中のかたがたに対して手を抜いているわけではありませんが、やはりより知識が多い方が相手の場合の方が大変なのは当たり前。

たまたま、今週は水曜日に医者が対象の勉強会でも5分間程度喋ってきましたが、これはある意味一番短いにもかかわらず、最も難しかったわけです。と、言うのも、話すテーマが決まっていなかったので、自分できめないといけない。

これについて喋れと言われれば、それなりに何とかなるもんですが、何でもいいといわれると困る。相手が興味をもってくれないといけないわけで、しかも、知識は自分以上にある方々が対象ですから、下手なことは話せません。

でも、対象がどんな方々でも、人に向かって話すということは、自分にとっては大変に勉強になることなのです。知識を確認して整理する絶好の機会なのです。特に開業医になってからは、いつも知識をアップデートするのに四苦八苦しているわけで、人に話すためにはあらためて勉強が必要です。

そんなわけで、こういう機械はWELCOMEなのです。なかなか、きっかけがないと勉強できないのは、学生の頃から変わっていません。